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尚巴志王(1372~1439)

 のちに琉球王国を統一する尚巴志は、佐敷按司の子として生まれました。幼いころから聡明だたという尚巴志は、21歳という若さで領地を継ぎ、佐敷按司となります。彼は体が小さかったことから「佐敷の小按司」と呼ばれました。

 佐敷の土地は肥沃で、馬天、与那原といった良港にも恵まれていました。尚巴志はこの港に出入りする日本商船から鉄を買いつけると、それで農具を製造し、農民に分け与えたといいます。これにより彼は人望を集めただけでなく、領地の農作物の生産性も向上させたのでした。…(続きは本文で)

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