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オヤケアカハチ(生年不詳~1500

 沖縄本島の南西の島々を「先島」と呼びます。十五世紀に琉球王国が成立するまで、沖縄本島と先島との間に従属関係にありませんでした。しかし第二尚氏の時代になり、内外において王国の基盤が築かれていくなかで、先島は本島の影響を強く受けることになります。先島のなかでも宮古島の仲宗根豊見親は琉球王国への入貢を行い、いち早く王国との従属関係を結び宮古島を発展へと導きました。

 これに対して、同じ先島の石垣島のオヤケアカハチは、最後まで琉球王国の支配に抵抗し、八重山列島を守ろうと戦った人物です。…(続きは本文で)

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