首里王府が残した歴史書によれば、勝連城を拠点とした按司の阿麻和利は、尚泰久王を殺害し、王位を奪おうと狙う腹黒い人物でした。(中略)
しかし沖縄学の父・伊波普猶をはじめとした近年の歴史研究家たちは、先の歴史書による阿麻和利の描写は、王統の正当性を強調するために脚色が加わったものであり、その実像は違っていたはずである、としています。…(続きは本文で)